週末は、中体連の記事が多くなりますので、平日は勉強法について少し書いてみます。

以前、PDCA勉強法の話をしました。

P:計画 D:勉強する C:テストする、A:また覚え直して、定着させていく勉強法。

今回は、記憶していく勉強方法のやり方。

北浜校には、勉強しても英語が覚えられない。歴史が全然覚えられない。
と悩んで、相談してくる塾生も多くいます。

好きなことならすぐ覚えられるのに、歴史はすぐ忘れてしまう。英語は無理とか言っているのは、

覚えたことを、どこで記憶しているかである。

記憶している場所は3か所です。頭のいい、悪いは関係ありません。

①もっとも短い記憶に「感覚記憶」があります。目で見たものは、2秒ぐらいは覚えていることができる。

②次にもう少し記憶ができる 「前頭葉のワーキングメモリ」数秒から数分間、記憶していることができます。単語テストを直前に丸暗記することような記憶。

 

③長期記憶する場所が「脳の海馬という記憶の場所にとどまれば、英語や歴史の問題が解けるようになります。

 感覚記憶→前頭葉→海馬 という順で記憶場所が移り、定着力が変わってきます。

単語テストができても、英語の点数につながらないのは、前頭葉で記憶されているからです。

時間をかけて勉強していても、すぐに忘れてしまうのは、記憶の場所にも問題があるのです。

海馬に記憶させるために、どのような勉強の仕方がいいかは、塾生には夏の講習で教えていきます。

私は、勉強法や記憶のメカニズムについては、いろいろな情報や、勉強に関する脳科学の本で、勉強しています。

新しいことを取り入れることで、少しでも今の勉強法のプラスになればと、探しています。

でも、どんなに脳科学を勉強しても、勉強しないで、成績を上げる方法はありませんでした。

無駄になる勉強方法を改善する。これが大切です。