昨日は,北浜中のテスト対策。本部校で講習を行った後,北浜校に移動。テストが近いため,問題演習を行い,質問を受け付ける形式で授業を進めた。

教室内を何周したかわからないくらい質問を受け付けた。「記述問題がこれでいいかどうか」というのが質問の主な内容。

これはOK,主語がないからダメ,この言葉がないのでダメ,文のつながりがよくないなど,いろいろとアドバイスしていく。生徒に納得してもらうために,そしてテストのときにそういう解答を書かないようにするために,なぜその書き方ではまずいのか,理屈で説明していくのは結構頭を使う。

昔見た映画で,ブルース・リーが空手の稽古をつけているとき,弟子に向かって「Don’t think,feel(考えちゃダメだ,感じるんだ」と言っていた。武道やスポーツなど,体を動かすものについてはこれでいい。しかし,テスト,特に国語では

「Don’t feel,think!(なんとなくでやっちゃだめだ,考えるんだ)」 

と言いたい。「なんとなく」で解いていると点数が不安定になる。どうしてその答えになるのかしっかり考えて問題を解いたり,直しをしたりすることが国語の点数upにつながる。

そして,この言葉は教師自身にも向けられる。自分の教えている生徒はテストに向けて仕上がっているだろうか。

「Don’t feel,think!(なんとなくで答えちゃダメだ,根拠を示せ)」