大学時代は寮に住んでいました。
そのとき隣室になったのは,清水東高校出身の人。
同じ県の出身じゃん,ということで仲良くなり,彼とは今でも交流があります。

彼は,高校・大学とサッカー部に所属。
1980年代後半~90年代は,静岡県の高校サッカーの黄金期。
清水東高サッカー部は全国優勝4回準優勝3回の超名門校でしかも進学校。
彼は,全国高校サッカー選手権の県予選のため,秋まで部活をやっていたらしい。
秋まで部活をやっていて,現役で合格ですと⁉

私は浪人が許されない環境で,それなりに勉強しましたので,彼に聞いてみました。
「あのぉ~,一応,ここ 旧帝大なんだけど,秋まで部活(しかも全国レベル)をやってて現役で受かるなんてすごいね。どんな勉強をしたの?」

そのときの彼の答え 集中力

最近 機会があって彼に聞いてみたときの答え 
ゾーンに入る 入った時に徹底的に勉強する 
ゾーンは,フローとも呼ばれ,完全にものごとに浸(ひた)り,集中して,完全にのめりこんでいる精神状態のこと。心理学者のチクセントミハイによって提唱された概念。
生徒の皆さんは,勉強している時に,「没頭している」「他のことに注意が向かない」という状況になったことはありますか。この状況を作ることは難しいですが,少しずつ慣れていかないといけない。「完全に集中する」時間を増やしていかないといけない。
フロー

その話とともに思い出したのは,清水東高校のサッカー部監督の名言。
「サッカーは格闘技」
テクニックや戦術も重要だが,ルーズボールを何が何でも拾う ということが試合に勝つためには重要である。ルーズボールを拾うためには,格闘技のような心構えで対処しないといけない,ゴリゴリいかないいけない,という意味だと私は解釈しています。

これは,勉強にも通じますね。
テクニックも重要です。効率も考えないといけません。
しかし,覚える・暗記するという地道な行為も勉強には絶対に必要。
そして,覚える・暗記するという行為は,愚直に「ゴリゴリ」やらないといけない。
そういう部分を避けて,能力や才能があるからといって「華麗に」やろうとすると試合・受験に勝てないこともある。

ということで,御託は要らないので,日々の授業をゴリゴリやっていきますよ。
もちろん,語句と語句の関係,事項と事項の流れなどを話して,他の内容との関連性に注意しながら覚えてもらうように授業していますけれど。