関西方面に住んでいる友人がいます。その人のお子さんが関西方面の私立中学受験をしたとのこと。「どこを受けたの?」と聞き,その答えに驚きました。日本全国の私立中学の中で偏差値がトップ20に入るような学校を複数受験していた。しかも1つの中学だけ残念な結果になり,後は全て合格。


あやうく「トンビが鷹を」と言いかけて止まりました。


首都圏や関西圏の私立中学受験では,合格者最高点,合格者平均点,受験者平均点,合格者最低点がwebサイト等で公開されることが多いです。


友人に聞いたら,お子さんの点数とその残念な結果に終わった中学の合格者最低点との差が数点だったとのこと。


たった数点。あと1問か2問じゃないか!!!


この話を聞いて,このようなことを思いました。
今 受験生の皆さんは必死になって勉強していますね。勉強をしていく中で,知らないこと,わからないことが出てくる。そんなときに「もしかしたら,この1問で自分の行く学校が変わるかもしれない」と考えてほしいんです。


そう考えれば,自ずと勉強の精度が高まる。問題を解いた。答えに「イ」と書いた。解答が「イ」だった。はいOK。ちょっと待った。「ア」や「ウ」や「エ」はなぜ選んだらいけないの?解説を読んだ?解説読んでもわからなかったら質問した?


昨日は解説を読んだり,質問したりして何とか答えにたどり着いたこの問題だけれど,今日は何も見ないで解けるようになってるの?


などと,1問,1問にこだわってほしい。残りの日数で点数をできる限り上げるには,そういう精度が必要になってきます。


そして,受験直前または受験当日,試験中には考え方のモードを切り替える。

①静岡県の公立入試は基本的に倍率は2倍以下
②ということは,受験する生徒の真ん中にいれば余裕で合格者最低点を超える
③ここまで徹底的に自分は勉強してきた
④だから,その高校を受験する人と自分はほぼ同レベルである
⑤自分ができる問題は,ほとんどの生徒ができる
⑥自分ができない問題は,ほとんどの生徒ができない
⑦できる問題を確実にgetすれば,受験生の真ん中,合格者最低点を超えている
⑧できない問題は,できたらラッキーくらいの軽い気持ちで対応する
⑨あせりがないので,⑧のような問題を解けることもあり,より有利な立場に立てる


この考え方は,受験前に。今は,とにかく精度を高く勉強する。


でも,勉強していて不安になることがありますよね。そんなときには,上の①~⑨まで読んでみてください。多少は気が楽になるかもしれません。今は,やるしかありませんよ。