授業中によく使う言葉。「なんでやねん」。


授業中に漫才をやっているわけではありません。重要だと思うところでツッコミを入れているわけです。


足利尊氏は,反後醍醐天皇の兵を起こして・・・「なんでやねん」。尊氏って後醍醐天皇が鎌倉幕府を倒すのに協力してたよね。それなのに,なぜ後醍醐天皇と戦わないといけないの?

この「なんでやねん」に対する答えは教科書に載っています。こういう部分が,テストで理由を聞く記述問題として出題されます。テストでツッコミが入る部分ですので,授業でもツッコミを入れる。


①足利尊氏は,京都に新しい天皇を立てると・・・「なんでやねん」。勝手に天皇を立てていいの?その天皇はどこから選んだの?

②イギリスの議会は国王を退位させ,オランダから新国王を迎え・・・「なんでやねん」。なんで退位させたの?どうしてイギリスの国王をオランダから?

上の①と②の「なんでやねん」に対する答えは教科書には載っていませんが,実力テストなどでは「資料」を問題につけて,考えさせる問題として出題されてもおかしくありません。実際に出題されたこともあります。


自分で勉強していくときにも,文章の字をただ追っていくのは,あまり勉強にならない。あれ,おかしくない?とか,どうしてそうなるんだろう?=「なんでやねん」と考えながら読んでいくと質問すべきポイントもわかるし,記憶にも残りやすい。


勉強を作業的にするのは,頭に負荷がかからずに楽だけれども効果が薄いです。上に書いたように,1つ1つ考えて疑問を持ちながら進めるのは,面倒で頭に負荷がかかってキツいけれども,効果が期待できます。


勉強に対する心構えを身につけてもらいたいという意味を込めて,授業中に「なんでやねん」を言っています。