昨日,新中2Sクラスの社会の授業では,先週の授業で進めたことをどのくらい覚えているのか確認しました。

確認テストという形式ではなく,私が話したこと,板書したこと,渡した教材で覚えたことなどを,何も見ない状態で「裏紙」にひたすら書きまくるという形式で行いました。


詳しくはこちら→ブログ記事(本部校) クリックすると見られます。よろしかったらご覧ください。


以下の画像は生徒が何も見ない状態で自分の頭の中にあるものを裏紙に書いたものです。

漢字の間違い等々があるのはわかっていますが,あえてそのまま載せています。

間違いは次回授業で生徒に説明します。

他にも載せたいのがありますが,長くなるのでこれだけにしておきます。
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↓すごっ! 何も見ない状態でレポートを書けるんすか? Tくんは。
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中国の戦国時代に『荀子(じゅんし)』という思想家がいました。

その『荀子』が学問の重要性を説くために

青取之於藍、而青於藍 という言葉を書きました。

青はこれを藍(あい)より取りて,藍よりも青し と読みます。

出藍(しゅつらん)とも言いいます。

この言葉は,一般には,教える側(師匠)よりも教えられる側(弟子)が優れていることの喩えとして使われます。

これら(生徒の書いた裏紙)を見たときに私の頭に浮かんだのはこの「出藍」という言葉です。ただただ驚きました。



ちなみに,この裏紙,私が大量に印刷ミスしてしまったプリントのうら面です。(←これ,他の先生に見られたらまずい話や)

よかった。無駄にならなんだ。皆に ここまで書いて活用してもらえれば,裏紙さんも,以って暝すべし といったところでしょうかね。