土曜日にやった国語補習の問題の1部です。
Microsoft Word - 今まで社会は
テキトーにやったり なんとなくやったりしても正解を書けてしまうことがありますので,抜き出し問題は厄介です。

文中から探せば いつかは見つかりますし母国語ですからね。


答えが合ってたならいいんじゃないの?という考え方もあります。

ただ この問題 はできたとしても 他の問題に通用するのだろうか という疑問がわくのです。



2000文字の中から25文字を選ぶ“場合の数 “はどのくらいあるのか計算すると たぶん50桁以上のとんでもない数字になるはずです。(もちろん,こんなところを抜き出すわけないわ というパターンは切れますから 実際はもっと少なくなりますけれど)

なぜ2000字なのかというと,我が県の公立入試国語の大問1・大問2の文章の文字数は約2000字だからです。

テキトーになんとなく選んだら“当たる“確率は非常に低いですね。



ここで活きてくるのが文法の知識。

文が少し長くなると意味が取れていないことが多いので分解して文の構造を考える。

なんで文法なんていう 面倒なものを習うのか。

その意義がここにあります。

高校で英語や古文を勉強するときに そういうことに慣れておくと有利ですよ,たぶん(高校生を教えたことはほとんどないので偉そうなことは言えませんけれど)



 例えば,上の問題の文ならば
Microsoft Word - 今まで社会は - コピー
という感じ。

①今まで社会は…文化によって支えられていました。
意味が通じますね。


②今まで社会は…文化によって規制されていました。
意味が通じません。何を規制されてきたのかが書かれていませんから。
だから線が引かれて問題として問われているわけです。


で,何を規制され(規律を保つために制限され)てきたのかを文中から探しにいきます。



ここで考えるわけです。

なぜ,筆者はが抜けた不完全な文を書いたのかと。

が なかったら読者に伝わらないじゃんよ。


省略しているのには理由があります。

ここまで文章を読んできた読者にとっては自明なこと(証明したり特に詳しく説明したりするまでもなく明らかなこと)だから省いてるのです。

省略してもわかるでしょ,だって何回も書いているんだからってことなんです。


つまり、もう書いてある,この文の前に。


だから、この文の前を探す。

しかも この文から遠く離れたところだと読者がを忘れている可能性があります。

筆者は近くに書いているはず。

だから,まずは近くから探していく。


もちろん,今までは規制されていたのか, じゃあ これからは?とか

文化によって規制されてきたことは何?とかいうことも 考えながら探す。



こういうことを考えながら探せば,なんとなくコレかな?とやるよりも“当たる“確率が高くなりませんかね。

少なくとも私はそう思います。

ということで,先週の土曜日の国語の補習では上記のような話をいたしました。