私が大学受験生だったころ高校や塾で1日に何時間勉強しているか?
という話題が互いをけん制するように毎日繰り広げられていました。
当時一番長く勉強をしていた子にある日
「なんで私の方が倍以上数学の勉強しているのにあなたの方が
数学の点数が高いの?」
と聞かれたことがあります。
私は特に考えもせず
「たまたまでしょ」と流してしまいました。
(ここで一緒に勉強しようといっていれば私の嫌いな英語を教えてくれたかもしれない)

今ならきちんとあの時の質問に答えられるような気がします。
その子の間違いというよりは
私の勉強の仕方があっていたかもしれないという側面で、ですが。

私は数学を勉強するうえで今から挙げる2つのことを満たすように勉強をしていました。
1つ 目にした、耳にした問題で解けない問題をなくす
大変に負けず嫌いでしたので誰かが解けて自分が解けないという
状況が心底嫌だった私は参考書から模試までの間違えた問題を解けるようになるまで
ず~~~~っと解き直しをしていました。

2つ なんでそうなるのかわかるまで自分で考える
当時の私はプライドがエベレスト並みに高かったので
(今は高尾山くらいです)人に聞くということをできる限り避けました。
解説を読んでみてわからないときは1問に2時間以上かけて
解説を繰り返し読んだ
こともありました。どうしてもわからない時は
顔をゆでだこのように真っ赤にしながら塾の先生に聞きに行った記憶があります。

以上2点が高得点できた理由かなと今更ながら思います。

「大切なのはどうしてそうなるのかを徹底的に考えること。
間違えた問題は2度と間違えないレベルまで反復すること」